稲城陶芸新聞5月号
2012/05/03/Thu
稲城陶芸新聞
5月号(2012年) 稲城陶芸教室
稲城市東長沼2101-6 〒206-0802
安東道正
連絡先 090-5394-3888
携帯メール a.n.do.11@docomo.ne.jp
■教室ニュース
・第四回展示会と陶器市
会期 6月22日(金)~24日(日)
10:00から17:00
会場 稲城陶芸教室工房
稲城市東長沼2101-6
TEL 090-5394-3888
今年 展示場が広くなります。
ふるってご参加お願い致します。
(開催中PM5:30から情報交換会をおこないます)
お礼
粘土の再生にご協力いただきありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します。
■やきものノート
窯の分類
窯は、使用目的 焼成作業の方法 熱源 構造によって分類することができる。使用目的では、素焼き窯 本焼き窯 釉焼き窯 楽焼窯 上絵付け窯(錦窯)などに分類される。
焼成作業では、不連続窯 半連続窯 連続窯となる。不連続窯は単独窯のことで角窯 円窯 箱窯 桶型の電気窯がこれに相当する。半連続窯は登り窯 鉄砲窯のこと。連続窯はたえまなく焼成作業が行われるトンネル窯のこと。
熱源による分類では、薪窯 石炭窯 重油(灯油)窯 ガス窯 電気窯 に分けられる。
構造では、炎の進行方向によって分類する。昇炎式窯 横炎式窯 倒炎式窯がある。
現在は、熱効率や窯内の熱分布から最も効率の良い倒炎式が普及している。
稲城陶芸教室の窯は、使用目的分類が素焼き本焼き窯、焼成作業分類が不連続の角窯、 熱源分類が灯油窯 構造分類が倒炎式窯となる。
実際に窯を見て 触って 焚いてみてください。
窯焚きの研修できます
*5月の窯焚き予定は、窯焚き日誌に掲載しています。
■やきもの豆知識
縄文土器の装飾
縄文式土器は 世界でもっとも古い土器といわれている。起源は1万2千年まえまで遡る。弥生土器がつくられるまで約1万年作り続けられたことになる。
縄文というのは、縄目模様のことで土器の表面に縄目の模様が施されているためよばれるようになった。しかし 縄文式土器の中には、縄文以外の模様が施されているもの まったく模様のないものなど多様である。
縄文土器の装飾は、よりひもや彫刻した細いひもを巻きつけた棒をころがしてつけるもの、貝殻の背中でこするものなど作業の結果としてできた押し型紋 より糸紋 条痕紋などがある。
縄文中期(4千年前)には、細い紐を貼り付けた降帯による渦巻紋 波状紋などが作られるようになる。さらに口縁部に波状の起伏をもつものなど豪快な装飾がさかんに作られた。
縄文後期(二千五百年前)には降帯による模様がなくなり全体をヘラなどでこすって磨く磨消縄文が主流をしめるようになる。
縄文式土器の装飾は、参考になる模様が多い。
工房に縄文式土器の図録があります。
■窓際のロクロ挽き(エッセイ)
ベジタリアン
七月 蒸し暑い日にイギリスの留学生が二人 工房にやってきた。この夏に一年間の留学生活を終えて帰国するという。日本文化にふれる一つとして陶芸を経験したいそうだ。
いつもの教室と同じ方法でやきものについての講義から始める。講義は粘土 作り方 焼き方 イギリスのやきものの歴史と日本の歴史の比較などを話す。聞き手が現役の大学生ということで いつもより内容を論理的に詳しく構成した。講師のボクは、大学教授のように威厳をもたせてゆっくりしゃべった。しかし もともと威厳も品もなく、やきもの好きのオヤジのやきもの談義に終わってしまった感があるが二人はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。
二人はイギリスで日本語を二年間学び留学しているので日常会話には、まったく不自由しない。しかし オヤジのやきもの談義はものすごく難解だったようだ。
講義は面白くなさそうだったが ひも作りによるマグカップの作陶は、目を輝かせて手を動かした。
夕食を自宅に招待する。一週間前に一人がベジタリアンと連絡がありカミサンは献立に悩んだ。ボクもカミサンもベジタリアンに対する知識が全くない。日本で肉魚抜きといえば精進料理だがこれも作ったことがない。法事の時 食べたことがあるが美味しかった記憶がない。
今回の献立は、豆腐の和風ステーキ ゴウヤチャンプル(卵 肉ぬき) コンニャクの味噌和え 夏野菜のオリーブドレッシング付け 野菜の天ぷら ポテトサラダ(卵を不使用マヨネーズ) 岡ひじきおひたし 巻き寿司 いなり寿司 枝豆。出汁にも昆布出汁 椎茸出汁使い、動物性の出汁は一切使わなかった。
ベジタリアンの娘さんは、大変喜んで食べた。ベジタリアンでない娘さんも日本の料理で焼肉が一番好きと言いながら美味しいと言って沢山食べた。
ベジタリアンは、健康 道徳 宗教等の理由から動物性食品を食べない。イギリスでは、ベジタリアンが13人に1人で珍しくない。世界では、インドが31%の人がベジタリアンで一番多い。
ベジタリアンにもいろいろあって肉 魚 卵 乳製品 ハチミツ全てダメなのがヴィーガン(完全菜食主義)という。
この娘さんは、乳製品とハチミツは大丈夫だそうだ。
カミサンの作った料理は、完全菜食主義者用の食事だ。意外に旨い、今後 健康のため精進料理がよいかもしれない。
*「窓際のロクロ挽き」は、数年前に書いたエッセイです。
■窯焚き日誌
・4月10日 還元窯 4:00~17:00
・4月29日 酸化窯 5:00~18:00
・ 5月予定
5月2日 還元窯
5月6日 還元窯
5月13日 素焼き
5月20日 酸化窯
5月29日 還元窯
■ 展示会情報
・益子陶器市
会期 4月28日~5月6日
テーマ 「花」
・第31回笠間陶炎祭
会期 4月29日~5月5日
・伊賀 坂本俊人 茶陶展
会期 5月3日~5月9日
会場 京王百貨店 新宿店 6階
所在地 新宿区西新宿1-1-4
電話 03-3342-2111
5月号(2012年) 稲城陶芸教室
稲城市東長沼2101-6 〒206-0802
安東道正
連絡先 090-5394-3888
携帯メール a.n.do.11@docomo.ne.jp
■教室ニュース
・第四回展示会と陶器市
会期 6月22日(金)~24日(日)
10:00から17:00
会場 稲城陶芸教室工房
稲城市東長沼2101-6
TEL 090-5394-3888
今年 展示場が広くなります。
ふるってご参加お願い致します。
(開催中PM5:30から情報交換会をおこないます)
お礼
粘土の再生にご協力いただきありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します。
■やきものノート
窯の分類
窯は、使用目的 焼成作業の方法 熱源 構造によって分類することができる。使用目的では、素焼き窯 本焼き窯 釉焼き窯 楽焼窯 上絵付け窯(錦窯)などに分類される。
焼成作業では、不連続窯 半連続窯 連続窯となる。不連続窯は単独窯のことで角窯 円窯 箱窯 桶型の電気窯がこれに相当する。半連続窯は登り窯 鉄砲窯のこと。連続窯はたえまなく焼成作業が行われるトンネル窯のこと。
熱源による分類では、薪窯 石炭窯 重油(灯油)窯 ガス窯 電気窯 に分けられる。
構造では、炎の進行方向によって分類する。昇炎式窯 横炎式窯 倒炎式窯がある。
現在は、熱効率や窯内の熱分布から最も効率の良い倒炎式が普及している。
稲城陶芸教室の窯は、使用目的分類が素焼き本焼き窯、焼成作業分類が不連続の角窯、 熱源分類が灯油窯 構造分類が倒炎式窯となる。
実際に窯を見て 触って 焚いてみてください。
窯焚きの研修できます
*5月の窯焚き予定は、窯焚き日誌に掲載しています。
■やきもの豆知識
縄文土器の装飾
縄文式土器は 世界でもっとも古い土器といわれている。起源は1万2千年まえまで遡る。弥生土器がつくられるまで約1万年作り続けられたことになる。
縄文というのは、縄目模様のことで土器の表面に縄目の模様が施されているためよばれるようになった。しかし 縄文式土器の中には、縄文以外の模様が施されているもの まったく模様のないものなど多様である。
縄文土器の装飾は、よりひもや彫刻した細いひもを巻きつけた棒をころがしてつけるもの、貝殻の背中でこするものなど作業の結果としてできた押し型紋 より糸紋 条痕紋などがある。
縄文中期(4千年前)には、細い紐を貼り付けた降帯による渦巻紋 波状紋などが作られるようになる。さらに口縁部に波状の起伏をもつものなど豪快な装飾がさかんに作られた。
縄文後期(二千五百年前)には降帯による模様がなくなり全体をヘラなどでこすって磨く磨消縄文が主流をしめるようになる。
縄文式土器の装飾は、参考になる模様が多い。
工房に縄文式土器の図録があります。
■窓際のロクロ挽き(エッセイ)
ベジタリアン
七月 蒸し暑い日にイギリスの留学生が二人 工房にやってきた。この夏に一年間の留学生活を終えて帰国するという。日本文化にふれる一つとして陶芸を経験したいそうだ。
いつもの教室と同じ方法でやきものについての講義から始める。講義は粘土 作り方 焼き方 イギリスのやきものの歴史と日本の歴史の比較などを話す。聞き手が現役の大学生ということで いつもより内容を論理的に詳しく構成した。講師のボクは、大学教授のように威厳をもたせてゆっくりしゃべった。しかし もともと威厳も品もなく、やきもの好きのオヤジのやきもの談義に終わってしまった感があるが二人はメモを取りながら熱心に耳を傾けた。
二人はイギリスで日本語を二年間学び留学しているので日常会話には、まったく不自由しない。しかし オヤジのやきもの談義はものすごく難解だったようだ。
講義は面白くなさそうだったが ひも作りによるマグカップの作陶は、目を輝かせて手を動かした。
夕食を自宅に招待する。一週間前に一人がベジタリアンと連絡がありカミサンは献立に悩んだ。ボクもカミサンもベジタリアンに対する知識が全くない。日本で肉魚抜きといえば精進料理だがこれも作ったことがない。法事の時 食べたことがあるが美味しかった記憶がない。
今回の献立は、豆腐の和風ステーキ ゴウヤチャンプル(卵 肉ぬき) コンニャクの味噌和え 夏野菜のオリーブドレッシング付け 野菜の天ぷら ポテトサラダ(卵を不使用マヨネーズ) 岡ひじきおひたし 巻き寿司 いなり寿司 枝豆。出汁にも昆布出汁 椎茸出汁使い、動物性の出汁は一切使わなかった。
ベジタリアンの娘さんは、大変喜んで食べた。ベジタリアンでない娘さんも日本の料理で焼肉が一番好きと言いながら美味しいと言って沢山食べた。
ベジタリアンは、健康 道徳 宗教等の理由から動物性食品を食べない。イギリスでは、ベジタリアンが13人に1人で珍しくない。世界では、インドが31%の人がベジタリアンで一番多い。
ベジタリアンにもいろいろあって肉 魚 卵 乳製品 ハチミツ全てダメなのがヴィーガン(完全菜食主義)という。
この娘さんは、乳製品とハチミツは大丈夫だそうだ。
カミサンの作った料理は、完全菜食主義者用の食事だ。意外に旨い、今後 健康のため精進料理がよいかもしれない。
*「窓際のロクロ挽き」は、数年前に書いたエッセイです。
■窯焚き日誌
・4月10日 還元窯 4:00~17:00
・4月29日 酸化窯 5:00~18:00
・ 5月予定
5月2日 還元窯
5月6日 還元窯
5月13日 素焼き
5月20日 酸化窯
5月29日 還元窯
■ 展示会情報
・益子陶器市
会期 4月28日~5月6日
テーマ 「花」
・第31回笠間陶炎祭
会期 4月29日~5月5日
・伊賀 坂本俊人 茶陶展
会期 5月3日~5月9日
会場 京王百貨店 新宿店 6階
所在地 新宿区西新宿1-1-4
電話 03-3342-2111



