陶芸に関する悪戦苦陶の話
鉄工工房の鉄人達(第六話)


MAio108の鉄工工房に四人の鉄人がいる。イブの夜 このブログでホワイトクリスマスの夢を壊したお詫びのメッセージを送った横尾 さん・木日富さん・大森太郎さん・広瀬春菜さんだ。

四人とも二十代の若者。全員175cm以上の身長で一見するとモデルのような体躯の持ち主達。

MAio108では、いろいろな鋼材を使いテーブルの脚から門扉、フェンス、家具などの注文に応え製作する。

顧客からの注文に応え、大きな鉄板や鉄棒がこの鉄人達の手によって あっという間に穴が開けられ、曲げられ、のばされ、ねじられ、繋がれる。

工房は溶接の火の粉が飛び交い大きな音が響き渡り戦場の様な激しさがある。

激しさを紛らす為か工房では何時も大きな音でレゲエの曲が響き渡る。
曲に合わせて大きな歌声も聞こえてくる。

ボクは最初何のリズムか分からなかったが近頃レゲエという言葉を知った。

たまにビートルズやジャスも聞こえて来る。
多分 陶芸工房のオヤジの好みに合わせて流してくれているような気がする。

レゲエの曲に乗ってこの鉄人達から生み出された作品はどの作品も見事な芸術作品である。








ジャンル:趣味・実用 テーマ:趣味と日記

2005⁄12⁄31(Sat) 17:38   未分類 | Comment(2) | Trackback(0) | ↑Top
ホワイトクリスマス(第五話)


陶芸工房に鉄工のカンくんが「雪が降って来たよ」と駆け込んできた。
皆 外に出て「本当だ」と歓喜の声が聞こえてきた。

ボクはロクロで削りをしていた。その場で窓の外を見たが雪は見えなかった。かすかに埃の様なものが舞っていたような気がした。
削りを終えて工房の外に出たが雪は降っていなかった。

昼食の時、カンくんが「ボクの予言どうりホワイトクリスマスになったろう」と言った。若い皆は「天気予報は東京に雪印がなかったのに凄いね」と盛り上がっていた。

ボクは横から「ホワイトクリスマスは雪が積もった景色の中で迎えるのでないの」と若者たちの夢のある会話に水を差してしまった。おまけに「埃のように見えたね。本当に雪だったの」ととどめまでさしてしまった。

陶芸工房の横が木工の工房になっていて木工の作業をしていると工房から凄い埃が舞う。

近頃ボクは 近眼と乱視に老眼が進んであまり周りが良く見えない。
作陶の時は老眼鏡を掛けているので遠くは良く見えないが今日 窓の外に見えたのものは埃だった今でも思っている。

工房から帰路に着く時、暗くなったイブの空を見上げた。
キン・コン・カンと鐘の音がきなからの音とともに多摩川のに乗って流れて行った。

メリークリスマス









2005⁄12⁄24(Sat) 23:08   未分類 | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
眠りの達人(第四話)


師走に入り窓際族も何となく忙しく感じるようになって来た。

先日 大学の同級生と新宿で忘年会を行った。
話の中で「安東くんは何時眠っているの?」と突然質問された。前からボクのメールの発信時間が夜中のことが多く疑問に思っていたそうだ。

ボクは夕食の後、直ぐに寝床に入ることが多い。その為 二時半に起きたり三時・四時だったりすることがある。

起きるとメールのチェックをしたり、手紙を書いたり、陶芸の本を読んだりで結構忙しい。

知り合いの陶芸家は、夜中に窯焚をしながらロクロを挽いて時々髪の毛を抜きながら織物をしていると聞いたことがある。
織物の為、髪の毛が薄くなったそうだ。

ボクの頭も織物をしているように見えるかもしれないけどボクはしていない。

週刊誌で性の達人は、何時でも・何処でも・誰とでも・何回でもが達人の条件であると書いてあった。

ボクは何時でも・何処でも何回でも眠ることができる。車の中・電車・飛行機・会議中 何時でも何処でも何回で大丈夫だ。

誰とでもは いびきが凄い為、駄目だが眠りの達人と思っている。









2005⁄12⁄15(Thu) 04:48   未分類 | Comment(1) | Trackback(0) | ↑Top
エッセイ「窓際のロクロ挽き」が「陶遊」に掲載(第三話)


宮崎に単身赴任中した時 書いたエッセイ「窓際のロクロ挽き」を久しぶりに読み返してみた。

素人のエッセイにしては面白くこのまま自分だけの楽しみにしておくのは勿体無いと思い立ち、陶芸関連の出版社 数社に原稿を送った。

数日後 新企画出版局 陶遊編集部 吉田さんより電話を頂く。エッセイを二ヶ月の特別寄稿で掲載したいと打診された。

「陶遊」の1月号と2月号に掲載が決まった。吉田さんが編集した1月分の草稿が送られてきた。

物の本でストリップ嬢が初舞台を迎えるとき足が震えるほど恥ずかしいと書いてあった。
草稿を読んで見てボクも初舞台のストリップ嬢と同じ気分である。

その本には初舞台を経験するとその後の舞台は快感に変わるとも書かれていた。
1月 2月と掲載されたらボクも快感を感じる事が出来るだろうか?

それも又怖い気がするが・・・








2005⁄12⁄09(Fri) 06:00   陶芸 | Comment(1) | Trackback(0) | ↑Top

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プロフィール

Author:どうしょう花
サラリーマン生活が残り一年になりました。
宮崎での単身赴任時代に始めた陶芸が十年になります。
昨年 年末に窯を持ちプロとしての環境が整いました。
サラリーマン生活を悔いのないように全力でラストランしたいと思います。
週末は、陶工への道にむかい励みます。
還暦前の老人が悪戦苦闘している日々を「どうしょう花」がエッセイにして毎週水曜日に掲載致します



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