先週の恐怖の窯焚から一週間過ぎ工房に向かった。
雲の合間から柔らかい日差しが多摩川に注ぎ暖かい週末だ。土手を散歩する人々の足取りも軽快に見える。
工房に到着し勇んで窯場に向かった。二礼二拍二礼し窯の扉を開いた。
前から見たところは何のアクシデントも無く無事に並んだ作品が見え、一安心。
二列目の棚から今回の目玉 白化粧に掻き落で絵を描いた大皿と三列目の掻き落とし大皿も無事に取り出した。
今まで掻き落に何度か挑戦しているが成功したことが無かった。
今回の窯は 3月11日から始まる花峰陶芸倶楽部の酒呑みの有志で結成している陶酔会の33名が主催する展覧会に出展する作品を中心に焼いた。
ボクは貧乏なので貧乏をテーマに展示しようと計画している。
貧乏と言えば貧乏徳利。貧乏徳利を中心にビアマグ 20個、片口の茶碗4碗、ぐい飲み数個と酒器に関する器ばかり窯詰めしていた。
多くの酒器の中に貧乏にも春が来るように白化粧の大皿に掻き落としで描いた竹の子が浮かび上がって出て来た。
二枚目の大皿に描いた竹の子の絵柄の横には「筍の 香り肴に ささを酌む」を添えた。

雲の合間から柔らかい日差しが多摩川に注ぎ暖かい週末だ。土手を散歩する人々の足取りも軽快に見える。
工房に到着し勇んで窯場に向かった。二礼二拍二礼し窯の扉を開いた。
前から見たところは何のアクシデントも無く無事に並んだ作品が見え、一安心。
二列目の棚から今回の目玉 白化粧に掻き落で絵を描いた大皿と三列目の掻き落とし大皿も無事に取り出した。
今まで掻き落に何度か挑戦しているが成功したことが無かった。
今回の窯は 3月11日から始まる花峰陶芸倶楽部の酒呑みの有志で結成している陶酔会の33名が主催する展覧会に出展する作品を中心に焼いた。
ボクは貧乏なので貧乏をテーマに展示しようと計画している。
貧乏と言えば貧乏徳利。貧乏徳利を中心にビアマグ 20個、片口の茶碗4碗、ぐい飲み数個と酒器に関する器ばかり窯詰めしていた。
多くの酒器の中に貧乏にも春が来るように白化粧の大皿に掻き落としで描いた竹の子が浮かび上がって出て来た。
二枚目の大皿に描いた竹の子の絵柄の横には「筍の 香り肴に ささを酌む」を添えた。

日曜日の午前2時半 多摩川沿いの道を工房にむかった。今年 二回目の窯焚である。
多摩川沿いにある工房は真っ暗で怖い。
午前3時に点火する。
ボクは子供の頃から真っ暗なところが苦手である。
歳を重ねた今でも相当に怖い。
もう少し早く点火しよう思えばもっと早く起床できる。
昔から幽霊の出ると云われる丑三つ時(午前2時)は避けている。
宮崎の縄文工房も人里から離れたところにあり窯焚の時は怖かった。
縄文先生から「現在はお化けより人間の方が怖いですよ」と云われた事があった。
窯場は材木の資材置き場と共用で三方囲われているが冬場は吹きさらしで寒い。
資材の中からベニヤ板を数枚取り出し、開いている一方を囲い寒さをしのいでいる。
外から見るとホームレスの家のような感じもする。
今回は思ったより寒くもなく順調に窯焚が進んだ。11時ごろから還元炎にし、窯の前でラジオを聞きながら書き物をしていた。
ラジオの音の間から「ごめん下さい」と声がしたような気がした。
囲いから出て見ると窯場の10mくらい手前で宅急便のおじさんが怯えた顔でこちらを見ていた。
泥の付いたジャージにグランドコートを着て頭に毛糸の帽子をかぶり朝から顔を洗わず無精ひげの老人が囲いの中で何かしている。
おまけに1000度を超えた炎を見つめているから顔も相当に怖い顔になっているはず。
荷物を受け取り囲いの中に戻って考えた。
工房の横に多摩川の堤防があり、昼間は散歩やジョギング、ツーリングで人通りがある。そう云えば窯焚をしている時 誰も寄り付かないし、こちらを見る人も居ない。
もしかして この辺りで一番怖いのはボクかもしてない。
多摩川沿いにある工房は真っ暗で怖い。
午前3時に点火する。
ボクは子供の頃から真っ暗なところが苦手である。
歳を重ねた今でも相当に怖い。
もう少し早く点火しよう思えばもっと早く起床できる。
昔から幽霊の出ると云われる丑三つ時(午前2時)は避けている。
宮崎の縄文工房も人里から離れたところにあり窯焚の時は怖かった。
縄文先生から「現在はお化けより人間の方が怖いですよ」と云われた事があった。
窯場は材木の資材置き場と共用で三方囲われているが冬場は吹きさらしで寒い。
資材の中からベニヤ板を数枚取り出し、開いている一方を囲い寒さをしのいでいる。
外から見るとホームレスの家のような感じもする。
今回は思ったより寒くもなく順調に窯焚が進んだ。11時ごろから還元炎にし、窯の前でラジオを聞きながら書き物をしていた。
ラジオの音の間から「ごめん下さい」と声がしたような気がした。
囲いから出て見ると窯場の10mくらい手前で宅急便のおじさんが怯えた顔でこちらを見ていた。
泥の付いたジャージにグランドコートを着て頭に毛糸の帽子をかぶり朝から顔を洗わず無精ひげの老人が囲いの中で何かしている。
おまけに1000度を超えた炎を見つめているから顔も相当に怖い顔になっているはず。
荷物を受け取り囲いの中に戻って考えた。
工房の横に多摩川の堤防があり、昼間は散歩やジョギング、ツーリングで人通りがある。そう云えば窯焚をしている時 誰も寄り付かないし、こちらを見る人も居ない。
もしかして この辺りで一番怖いのはボクかもしてない。
今年の年賀状に
「近頃 時の経つのが速く感じられる訳が分かりました。
足や体の動きが遅くなり、おまけに頭の動きも遅くなった為ではないかと考えました。
時間は若い時と同じ速さで動いているのですがこちらの動きがついていってないのです。」と書いた。
多分 新説でないかと思う。近頃 証明できる二つの事が分かった。
ボクは若い頃、歩く速さは誰にも負けたことが無い。会社の中でも歩く速さだけは速い事で有名だった。
近頃は歩いていて後ろから追い越される事が多い。若い男の子は仕方がないと諦めているが若い女性から追い越される。
近頃の子は足が長いからかと思って後ろから歩幅を同じにしてついていってみたが10mも歩くと離される。
回数がボクより速いのだ。
今朝 若い社員から 「オス」と挨拶をされた。
ボクはムカッとして鬼のような顔でその社員に言った。
「ボクも学生時代 空手を習っていたので「オス」は悪い挨拶でないことは分かる。オスは押忍と書いて押し忍ぶ意味は理解している。
でも会社員としてはふさわしくないのではないか」
若い社員から「ボクはオスと言ってません」「おはようございます」と言ってますと反論された。
良く聞くとその様に聞こえる。耳が確実に若者の早口について行ってないようだ。
帰宅して夕食を食べていたら外から「鬼は外」と聞こえてきた。
え もう節分
「近頃 時の経つのが速く感じられる訳が分かりました。
足や体の動きが遅くなり、おまけに頭の動きも遅くなった為ではないかと考えました。
時間は若い時と同じ速さで動いているのですがこちらの動きがついていってないのです。」と書いた。
多分 新説でないかと思う。近頃 証明できる二つの事が分かった。
ボクは若い頃、歩く速さは誰にも負けたことが無い。会社の中でも歩く速さだけは速い事で有名だった。
近頃は歩いていて後ろから追い越される事が多い。若い男の子は仕方がないと諦めているが若い女性から追い越される。
近頃の子は足が長いからかと思って後ろから歩幅を同じにしてついていってみたが10mも歩くと離される。
回数がボクより速いのだ。
今朝 若い社員から 「オス」と挨拶をされた。
ボクはムカッとして鬼のような顔でその社員に言った。
「ボクも学生時代 空手を習っていたので「オス」は悪い挨拶でないことは分かる。オスは押忍と書いて押し忍ぶ意味は理解している。
でも会社員としてはふさわしくないのではないか」
若い社員から「ボクはオスと言ってません」「おはようございます」と言ってますと反論された。
良く聞くとその様に聞こえる。耳が確実に若者の早口について行ってないようだ。
帰宅して夕食を食べていたら外から「鬼は外」と聞こえてきた。
え もう節分
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