師走に入った最初の週末 工房へ窯が築かれた。
午前中に窯を設置する小屋が組み立てられた。小屋は、ヨド物置である。450kgの窯を支える為、物置小屋の整地としては、念入りに土を固めた。
水平を確認しながらブロックを敷く。特に窯の据付けられる真ん中少し後ろは、ぎっしりとブロックが敷きつめられた。
床 側面 裏面の壁 屋根が取り付けられ、入口部分を残し出来上がった。窯小屋の全体像が見えてきた。築四十年の小さな工房に並ぶと大きくて立派な建物だ。
全体像が出来上がった頃、窯の業者が二人、クレーン車付のトラックで到着した。トラックの荷台に積まれたボクの窯は、意外に小さく見えた。将来 陶芸教室をやるときの為、一回り大きな窯を注文したのだが小さく感じる。
クレーン車で吊り上げ一旦 敷地内に入れる。もう一度吊り上げられた窯は、小屋の中へ敷かれたレールの上に下ろされた。
窯は、勾配の付いたレールの上をゆっくり小屋の中に入っていった。
小屋に収まってみると 高さが、幅1m14cm、奥行き1m36cm、高さ1m43cmの窯は、大きい。
窯にバーナーや給油タンクが取り付けられる。屋根に穴が開けられ煙突が取り付けられた。
前夜 ボクは、興奮して眠れなかった。小屋の中に据付けられた窯を見たとき、興奮が絶頂に達した。
小学生時代に父親から野球のグローブを買ってもらった時の興奮に近い。その時 友達に見せたい、自慢したいと思った。
グローブを手に入れても決して野球が上手くなった訳も無く、友達から褒められる訳でもなかった。
しかし 言葉にいえないほど嬉しいのだ。踊りたいほど嬉しいのだ。
ボクは、今まで自分の手で築窯している二人の陶芸家に出会ったことがある。
一人が鹿児島県 種子島の能野焼 窯元 福元陶園の福元秀義氏、もう一人が宮崎県 北川町 陶房 夢境庵の小野夢境氏だ。
どちらの窯元も登り窯で焼成している。
時期は、異なるがどちらの窯元にも二三年通っている間に新しい窯を築く現場を目撃することができた。
その現場を見た時 窯を築くことは、大変な作業だとおもった。二人から窯を焚くときの苦労話は聞いたが窯作りの苦労については何も聞かなかった。出来上がった窯の自慢話も聞かなかった。
プロの陶芸家にとって窯は、あくまで道具の一つなのだろう。出来上がった作品が何ぼの世界で窯がいくら立派でも始まらない事を知っている。
窯を築く事は、プロの陶芸家でも子供時代に欲しかったものを手に入れた時に似た喜びがあるに違いない。しかし それが何ぼにもならないことを知っているのが本当のプロだろう。
これからである。ここからなのである。


午前中に窯を設置する小屋が組み立てられた。小屋は、ヨド物置である。450kgの窯を支える為、物置小屋の整地としては、念入りに土を固めた。
水平を確認しながらブロックを敷く。特に窯の据付けられる真ん中少し後ろは、ぎっしりとブロックが敷きつめられた。
床 側面 裏面の壁 屋根が取り付けられ、入口部分を残し出来上がった。窯小屋の全体像が見えてきた。築四十年の小さな工房に並ぶと大きくて立派な建物だ。
全体像が出来上がった頃、窯の業者が二人、クレーン車付のトラックで到着した。トラックの荷台に積まれたボクの窯は、意外に小さく見えた。将来 陶芸教室をやるときの為、一回り大きな窯を注文したのだが小さく感じる。
クレーン車で吊り上げ一旦 敷地内に入れる。もう一度吊り上げられた窯は、小屋の中へ敷かれたレールの上に下ろされた。
窯は、勾配の付いたレールの上をゆっくり小屋の中に入っていった。
小屋に収まってみると 高さが、幅1m14cm、奥行き1m36cm、高さ1m43cmの窯は、大きい。
窯にバーナーや給油タンクが取り付けられる。屋根に穴が開けられ煙突が取り付けられた。
前夜 ボクは、興奮して眠れなかった。小屋の中に据付けられた窯を見たとき、興奮が絶頂に達した。
小学生時代に父親から野球のグローブを買ってもらった時の興奮に近い。その時 友達に見せたい、自慢したいと思った。
グローブを手に入れても決して野球が上手くなった訳も無く、友達から褒められる訳でもなかった。
しかし 言葉にいえないほど嬉しいのだ。踊りたいほど嬉しいのだ。
ボクは、今まで自分の手で築窯している二人の陶芸家に出会ったことがある。
一人が鹿児島県 種子島の能野焼 窯元 福元陶園の福元秀義氏、もう一人が宮崎県 北川町 陶房 夢境庵の小野夢境氏だ。
どちらの窯元も登り窯で焼成している。
時期は、異なるがどちらの窯元にも二三年通っている間に新しい窯を築く現場を目撃することができた。
その現場を見た時 窯を築くことは、大変な作業だとおもった。二人から窯を焚くときの苦労話は聞いたが窯作りの苦労については何も聞かなかった。出来上がった窯の自慢話も聞かなかった。
プロの陶芸家にとって窯は、あくまで道具の一つなのだろう。出来上がった作品が何ぼの世界で窯がいくら立派でも始まらない事を知っている。
窯を築く事は、プロの陶芸家でも子供時代に欲しかったものを手に入れた時に似た喜びがあるに違いない。しかし それが何ぼにもならないことを知っているのが本当のプロだろう。
これからである。ここからなのである。


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すごい窯ですね。
興奮されるのも良くわかります。
私も時間が取れるようになったら教わりに行きたいな。
休屋 様
お陰さまでやっと窯を持つ事ができました。
是非 お越し下さい。
お店で使う器を作って頂ければと思います。
お正月休みに私もお伺いしたいと考えております。
安東
おめでとうございます。
嬉しくって♪ 嬉しくって♪♪
どうしょう花さんの…そんな光景が目に浮かびます!
そう言えば、私にも似たような経験があります。
今度、お会いした時にでもお話致します。
が、どうしょう花さんは宮崎に出張などは無い…ですよね?
帰省のついでにも…チョット遠いな(^^ゞ
2007/12/15 15:02URL | ぶ〜りん [ 編集]
プーリン 様
ありがとうございます。
明日は、初窯焚です。
午前三時に点火予定です。
そんな様子を掲載致します。
宮崎には、単身赴任から戻り
一度も訪れていません。
ボツボツお伺いしないと
皆に忘られそうです。
どうしょう花
半年ぶりでブログを開きました。
自身のブログも書き込む気持ちになれず
団塊世代というかシニアの生きがい仕事
サポートセンターに通いながら、そこで
の市民教授企画に関わったり・・仕事したり
夢・・ミニシアターからストップした訳は
現実が見えたせい・・と今後の生活や老い
そんな時ふと頭に浮かびページを拝見・
まさに夢の実現の場。おめでとうございます。素敵な道のスタートですね。もう少し
がんばろうかなって、思います。又もう少し
すれば、ブログ修正作業です。
2007/12/22 22:22URL | ふーこー[ 編集]
ふーこ 様
団塊世代は、まだまだ若いと思います。
毎日 ジタバタ生活しております。
近頃 そんなので良いのでは と思うようになりました。
まだまだ です。
どうしょう花
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