陶芸に関する悪戦苦陶の話
新井 満「千の風になって」(第百十話)


新井 満は、「千の風になって」で昨年の日本レコード大賞作曲賞を受けた。
「千の風になって」のCDは、昨年110万枚を超える大ヒットした。
ボクは、秋川雅史の歌う「千の風になって」の作曲が新井 満であることを朝日新聞の「ひと」のコラムで知った。

ボクが新井 満を知ったのは、二年ほど前に読んだ「般若心経」の自由訳本だった。この本は、般若心経を分かりやすく解説していた。
般若心経は、貴賤(きせん)上下の区別なく全ての人に対して生きる勇気と希望を与え励ましてくれる “命の経典”である。と新井 満は、言っている。

ボクは、新井 満を仏教関係の人だと思っていた。

昨年 テレビやラジオから
「私のお墓の前で泣かないでください  そこに私はいません眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を吹きわたっています」

「死んでなんかいません」「千の風になって」「千の風になって」と何回も耳に飛び込んできた。
千の風になっては、昨年 日本中の心をふるわせた。ボクの心もふるえた。

この歌は、新井 満の友人の妻の死から生まれたそうだ。この妻は、地域に足をつけた社会貢献活動を行う人だった。たくさんの仲間が協力して追悼文集をだした。

その中に「千の風になってー川上桂子さんによせて」という文集だ。
これを読んだ新井 満は、感動して原詩の英語詩に彼なりの翻訳をつけ作曲した。

六年前 私家版のCDを数枚だけプレスし、その一枚を友人に送った。
CDは川上桂子さんを偲ぶ会で披露された。集まった仲間は、皆泣きながらこの歌を歌った。

ボクは、昨年「窓際のロクロ挽き」を私家版で100部刷った。そして友人に配った。

友人達は、涙の代わりに笑いながら読んでくれた。

新井 満の私家版「千の風になって」は、六年かけてブレイクした。

ボクの「窓際のロクロ挽き」も もしかして六年後 ブレイクするかもしれない。

「え 新井 満さんは19年前の芥川賞作家だって」

能力が違いすぎるか・・・






2008⁄01⁄16(Wed) 06:23   未分類 | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top


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Author:どうしょう花
サラリーマン生活が残り一年になりました。
宮崎での単身赴任時代に始めた陶芸が十年になります。
昨年 年末に窯を持ちプロとしての環境が整いました。
サラリーマン生活を悔いのないように全力でラストランしたいと思います。
週末は、陶工への道にむかい励みます。
還暦前の老人が悪戦苦闘している日々を「どうしょう花」がエッセイにして毎週水曜日に掲載致します



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