陶芸に関する悪戦苦陶の話
ライバル(第百三十三話)


光陰矢の如し! 1964(昭和39年)大野北部中学卒業生は、平成20年度中には間違いなく皆様還暦を迎えます。気分はまだまだ二十才代!そんな方もたくさん居られることと心よりお慶び申し上げます。

名文で始まる同級会の案内が今年の三月に届いた。ボクは、早速 出席で申し込んだ。

六月最初の土曜日 大分県の温泉 湯布院にある「ゆふいん山水館」に行った。

ヒサユキくん ケサちゃん ヨシロウくんと子供の頃の名前で呼び合う同級生が十六人集まっていた。同級会は、午後六時三十分に開始だったが四時には、全員集まった。

ボクの卒業した中学校は僻地の為 小学校から中学校まで九年間一クラスで一緒に過ごした級友なのだ。
9年間 男の子も女の子も兄弟のように良く過ごした。

今まで五十歳 五十五歳などの節目には、クラス会が開催された。

仲が良いが良きライバルでもある。前回までのクラス会は、お互いに「今 何をしちょるんな」とお互いに仕事や肩書きを気にした。

会社の社長や役員 銀行の支店長 大工の棟梁と皆 其々の仕事を頑張っていた。土方の石垣積みの職人になったシンちゃんの二の腕は、ボクの太ももより大きな腕をしていた。日焼けした首にタオルを巻き焼酎をあおる姿は、人生を力強くいきた日本の男の姿があった。

還暦を迎えた友人達は、競争心が薄れ、仲の良い友人になったような気がする。

二次会は、スナックでカラオケ大会になった。ボクは、口火を切って谷村新司の「群青」を唄った。ボクは、この三十年間 谷村新司を歌い続け、少しばかり自信をもっているのだ。髪型だけなら谷村新司を追い越している。皆から「上手くなったね」と褒められると思ったら「ミッちゃんは、子供の頃から音痴じゃったけど 今も同じじゃなー」と言う。級友達は、後が唄いやすくなったと喜ぶではないか。

皆 競争でのど自慢を披露した。気が付くと みんな競争をしているのだ。

還暦の同級会には、孫自慢と病気自慢が付き物だと言われている。
今回 携帯に入れた孫の写真を何人もから見せられた。

高血圧 高脂血漿 痛風 肩が痛い 腰が悪いと病気自慢話が始まった。
ここでは、あまり勝ちたくない競争だ。
ボクも毎日高血圧の薬を飲んでいる。

六種類の薬を飲んでいる友人がいて詳細に自分の病状と薬の話をした。
彼の話を聞くと全員 悔しそうな安心したような顔になった。

まだまだ負けられないライバルである。


ゆふいん山水館









2008⁄06⁄25(Wed) 06:50   未分類 | Comment(2) | Trackback(0) | ↑Top


Comment


あれ?

う〜む、、、
みんなが歌いやすくなるカラオケトップバッターですか。。
あれから、30年(笑)、場数もたくさん踏まれ
さぞやお上手になられた事と思っておりましたが、、(笑)

あ、いやいや、同級生の皆様のレベルがプロ並み以上だったということで。。。。

それにしても、こういうのを竹馬の友というのでしょうか?

いいものですね。
素敵です。
2008/06/25 11:13URL | 吉丸[ 編集]


自信があったのですがこの日は、調子が悪かった。
庭師やら大工やらに忙しく歌手としての修行を怠っていたようです。
今度上京したら吉丸師匠の手ほどきを宜しくお願い致します。
んー熊本から少しも進歩してない。残念
2008/06/25 20:57URL | 吉丸 様[ 編集]

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プロフィール

Author:どうしょう花
サラリーマン生活が残り一年になりました。
宮崎での単身赴任時代に始めた陶芸が十年になります。
昨年 年末に窯を持ちプロとしての環境が整いました。
サラリーマン生活を悔いのないように全力でラストランしたいと思います。
週末は、陶工への道にむかい励みます。
還暦前の老人が悪戦苦闘している日々を「どうしょう花」がエッセイにして毎週水曜日に掲載致します



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