窓際の陶芸家
サラリーマンを卒業した団塊世代 です。 タイトルは窓際のままです
2009/01/14
TITLE:「 卓さん「日本語教師」(第百六十二話) 」
卓さんはサラリーマンを辞めて、バッグ一つ担いで中国へ旅に出た。観光地でない中国の各地を訪ねた。中国の街並みと人情が昔の日本にタイムスリップしたような懐かしさを覚えた。いつしか中国を訪ねる回数が増えていった。
中国の人々と接していると中国語のリズム感と美しさに魅了された。勉強していると中国語と日本語の微妙な距離感で共通点と相違点があることに気付き益々のめり込んでいった。
中国語は、ラジオ口座を中心とした独学と自宅近くにある月謝3000円の語学講座で習得した。
日常会話に困らなくなった頃 中国と日本を結ぶ仕事をして見たいと思い日本語講師の資格を取った。
日本語講師の資格は、大学を卒業している事 日本語教師養成講座で420時間のコースを終了すること 日本語教師資格試験の合格 この三項目で二項目を終了していることが条件になる。
大卒の卓さんは、日本語教師養成講座の420時間コースを受けた。
授業には、六 七人のグループになっての実習がある。この実習は、媒介語を使わない直接法で行う為、相当な記憶力が求められた。卓さん以外は全て若い生徒だった。還暦を過ぎた卓さんは「記憶力 若い奴に負けてないんだ」と嬉しそうに語った。
卓さんは、ボクの会社のOBだ。本社の学術部に所属していた。この部署は、高度な学術知識が求められた。医学会における海外での動向 国内での研究などを文献や講演会から最新情報を収集した。収集した最新情報で自社製品の位置づけなどを臨床医に紹介した。卓さんが担当する分野の専門家として臨床医から一目置かれていた。
記憶力 集中力 知識習得意欲 どれも会社でトップクラスだった。特に知的好奇心は、サラリーマン時代から特出していた。
営業のボクは、分からないところがあると本社の卓さんに聞いた。卓さんは知識もあるが教え方が上手だった。ボクは、卓さんに多くの学術知識を教えてもらった。
日本語教師の資格を取った卓さんは、バッグを担いで中国に出かけ日本語学校で教鞭をとった。
生徒は、日本語を覚えて日系企業に就職したいグループと日本語を知識として習得したいグループに分かれる。全体として受講態度は、非常にまじめなで講義がしやすかったと卓さんは言った。
日本語学校の給料は、月1000元(日本円で1万五千円)と安い。朝 ヨーグルトにお茶、昼食は学校の食堂で3品選んで100円、夜は300円と安い。宿舎は、学校から提供されているので最低の生活は出来た。
卓さんは、生徒達をつれてケンタッキーに行き課外授業も積極的に行った。そして 中国人の先生達とも一杯呑んだりして国際交流に力を入れた。そして休暇を利用して中国奥地にまで足を運んだ。
今も好奇心旺盛な卓さんは、「中国の物価は安く、生活しやすいが給料1000元じゃ 全然足りない」と笑った。

中国の人々と接していると中国語のリズム感と美しさに魅了された。勉強していると中国語と日本語の微妙な距離感で共通点と相違点があることに気付き益々のめり込んでいった。
中国語は、ラジオ口座を中心とした独学と自宅近くにある月謝3000円の語学講座で習得した。
日常会話に困らなくなった頃 中国と日本を結ぶ仕事をして見たいと思い日本語講師の資格を取った。
日本語講師の資格は、大学を卒業している事 日本語教師養成講座で420時間のコースを終了すること 日本語教師資格試験の合格 この三項目で二項目を終了していることが条件になる。
大卒の卓さんは、日本語教師養成講座の420時間コースを受けた。
授業には、六 七人のグループになっての実習がある。この実習は、媒介語を使わない直接法で行う為、相当な記憶力が求められた。卓さん以外は全て若い生徒だった。還暦を過ぎた卓さんは「記憶力 若い奴に負けてないんだ」と嬉しそうに語った。
卓さんは、ボクの会社のOBだ。本社の学術部に所属していた。この部署は、高度な学術知識が求められた。医学会における海外での動向 国内での研究などを文献や講演会から最新情報を収集した。収集した最新情報で自社製品の位置づけなどを臨床医に紹介した。卓さんが担当する分野の専門家として臨床医から一目置かれていた。
記憶力 集中力 知識習得意欲 どれも会社でトップクラスだった。特に知的好奇心は、サラリーマン時代から特出していた。
営業のボクは、分からないところがあると本社の卓さんに聞いた。卓さんは知識もあるが教え方が上手だった。ボクは、卓さんに多くの学術知識を教えてもらった。
日本語教師の資格を取った卓さんは、バッグを担いで中国に出かけ日本語学校で教鞭をとった。
生徒は、日本語を覚えて日系企業に就職したいグループと日本語を知識として習得したいグループに分かれる。全体として受講態度は、非常にまじめなで講義がしやすかったと卓さんは言った。
日本語学校の給料は、月1000元(日本円で1万五千円)と安い。朝 ヨーグルトにお茶、昼食は学校の食堂で3品選んで100円、夜は300円と安い。宿舎は、学校から提供されているので最低の生活は出来た。
卓さんは、生徒達をつれてケンタッキーに行き課外授業も積極的に行った。そして 中国人の先生達とも一杯呑んだりして国際交流に力を入れた。そして休暇を利用して中国奥地にまで足を運んだ。
今も好奇心旺盛な卓さんは、「中国の物価は安く、生活しやすいが給料1000元じゃ 全然足りない」と笑った。

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