2017/01/01

TITLE:「 年取り 

 2016年は一年を通して天候不順だったような気がするが12月から天候が安定してきた。工房の前にある梅林に早くも一輪二輪と花を咲かせ始めた。大晦日、工房を片づけながら子供の頃の正月を振り返った。ボクは1月1日が誕生日だ。両親と祖母から毎年「みっちゃん、今年いくつになったんじゃな」とお祝いの言葉をもらった。

 大分の田舎では正月よりも大晦日にご馳走を食べた。村の人はみんな「今日は年取りじゃから、はよう風呂に入ってご馳走を食べんと」と言っていそいそしていた。山深い村で大人たちは毎日野良仕事に追われていたが盆と大晦日とお祭りだけはご馳走を食べた。

 昔は旧暦で年齢を数えていた。満でなく数えで計算した。満は生まれたときが0歳。数えは生まれたときが1歳でその年を越したときが2歳になる。日没にはその日の終わりになるため大晦日に年取りのお祝いをしていたのだろう。

 ボクは元旦生まれなので二日続けてお祝いをしてもらった。何がご馳走だったのかあまり覚えていないが元旦には小さな尾頭付きの鯛のやきものがでた。小さいため食べるところが少なく何が目出度いのか疑問に思いながら両親の喜ぶ顔が嬉しくて食べた記憶がある。

 今日で68歳、数えで69歳「ウエー!!!・・・その時の両親よりずーっと上じゃないか」

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*明けましておめでとうございます。今年もエッセイ「まあ、いいか」よろしくお願いいたします。

 

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