2017/01/09

TITLE:「 ドンド焼 

 この時期降る冷たい雨のことを「山茶花(さざんか)散らし」というそうだ。

ドンド焼の今朝、昨夜からの冷たい雨が降っていた。ドンド焼の説明をするシゲさんが昨夜「明日の点火する午前10時にはやむよ」と言っていた。郷土史研究家で天気にも詳しいシゲさんの予報どおり午前9時には薄日が差す日和になった。

 ドンド焼は各地で呼び名があり、ボクの住む稲城では「寒の神」という。淡雪公園の真ん中に5メーターほどの竹で櫓が組まれ櫓の先に大きなダルマが飾られ、櫓の周りにそれぞれの家から正月に飾られた門松や注連縄、お札が取り付けられている。

 10時の点火前になると櫓の周りに人垣ができ、和太鼓「いなぎ太鼓」のメンバーが太鼓と鉦を打ち鳴らした。10時に点火、煙が舞い上がり大きな火の粉が空を焦した。

 ドンド焼は新年に出迎えた歳神様を門松、注連縄を焼くことによって見送る意味があるとされている。大きく燃え上がる炎をみて、ボクは無病息災を願いながら子供たちに火の恐ろしさを戒める願いもあるのではないかと思った。

 

今年の仕事始めの日、大家のもっちゃんとカワキモノをつまみに新年会をした。もっちゃんは「寒の神は秋に刈り取られた田んぼに櫓を立てた。ちょうどこの工房の場所が櫓の立った所だった」と懐かしそうに教えてくれた。

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